今年のゴールデンウィーク、日本ではいつもより長期の連休だった為、旅行で海外などに行かれた方も多かったのではないでしょうか?
我が家でも久しぶりに佐賀県有田の陶器市で楽しむ事になりました。
かれこれ、30年振りでしょうか。
当日の朝7時くらいに出発して、福岡から下道で約二時間程、渋滞に巻き込まれることなく、スムーズに到着できました。
到着するなり、そこから男女別行動なんです。
だって、男性は要所要所を周り、女性はゆっくりとくまなく見て歩きたいからですね。
目次
キーポグラス
お酒が大好きな息子が陶器市でみつけたご自慢のキーポグラス。
この「キーポ」という名前は Keep(保温・保冷を保つ)&Power(=力)という造語から由来しているようです。
掘り出し物を見つけたと本人も大満足でしたが、初めて聞く名前のグラスでしたので、ちょっと調べてみました。
シンプルな白・黒・茶色の3色をチョイスしていました。
一つは友人へのプレゼントだそうです。
どこで作っているの?
400年以上の歴史をもつ佐賀県波佐見焼きの窯元で作られているキーポグラス。
波佐見焼 職人工房 窯元 清山さんで作られていました。
☆ 中空部分の構造はこちらで確認することができました。
何がすごいの?
保温効果
魔法瓶と同じつくりなので、お湯割りは中は熱くても、カップは持っても熱くない優れものです。
保冷効果
水割りは結露しにくいのでカップが濡れにくいようです。
水割り線入り
アルコールを水割り(もしくはお湯割り)するときのために2本のラインが内側に入っていました。
容量を確認してみますと、下の線まで100㏄、次の線まで50㏄、すれすれまで注ぐと150㏄、合計で約300㏄入るグラスでした。
この線を目安に自分流の割り方で美味しいお酒が頂けますね。
電子レンジ対応
現在、この機能がないとなにかと不便ですよね。
こんなに違うんだ!
それぞれのグラスに熱湯を注いで、経過後の温度の違いを調べてみました。
キーポグラス | 陶器グラス | |
3分経過 | 82℃ | 80℃ |
10分経過 | 70℃ | 68℃ |
30分経過 | 55℃ | 50℃ |
時間が経つにつれて温度差が大きくなるように思えました。
今回キーポグラスを使用して一番感じた大きな違いは、陶器グラスに熱湯を注いだ直ぐは熱くてとても持てませんでしたが、キーポグラスも熱さは感じますが普通に手で持てるのです。
この手に感じる温度に格段の違いを感じました。
柔軟な発想で変化する波佐見焼
形やデザインに縛りがないため、時代に合わせて日々新しい器が開発され、ラインナップの豊富さも魅力的な波佐見焼。
また、大量に生産することでコストを抑え、使いやすさ、丈夫さの全てを兼ね備えた波佐見焼。
これからも良質でリーズナブルな日常食器として愛されるブランドへの成長を願います。
器が料理の味を変えると信じている主婦より・・・。