人形の藤秀でお雛様選び 初孫への思い 

初孫が生まれ初めてのお正月を迎えたのち、この時期になるとお雛様(端午の節句)選びなど初節句を迎える用意でおじいちゃま・おばあちゃまはいろいろと悩み始めます。

その嬉しい悩みの始まりからお雛様の購入までを語りたいと思います。

目次

雛人形の選び方

 購入場所

購入方法は・・・

お近くの百貨店・商業施設での購入、現在ではネットで購入する方法も随分増えてきています。

そのお手軽なネットにてお雛様を選ぼうと試みたのですが、なかなか大きさなどの実感がわかなくて結局実際にお雛様を見てみようと思いお店を絞ることにしました。

まず初めに気になったのが百貨店

前もって百貨店へ電話にて問い合わせをしたところ、10万円からのお雛様を揃えているとのことで、予算との兼ね合いでひとまず他をあたることにしました。

次に気になっていたお店は、全国の問屋・小売店へ節句人形を納める製造メーカーである藤秀さん。

品揃えがとても豊富で、沢山のお雛様を見る事が出来ましたので、今回購入の検討をさせていただきました。

候補1 【お人形の顔がとても綺麗な収納飾りタイプ】

 タイプ選び・サイズ選び

  • ケース飾り
  • 平飾り
  • 収納飾り
  • 三段飾り
  • 木目込人形
  • 七段飾り
  • 立ち雛
  • 吊るし飾り

こんなに沢山のタイプがあるのですね。

我が娘の初節句の頃は住宅事情を考慮して、母がケース飾りのお雛様をプレゼントしてくれましたが、現在でも収納に手間や場所を取らない収納飾りがとても人気のようです。

実際に展示会場などで見てみると、意外とお人形の顔や大きさなど、ネットではわかりにくい部分をしっかりと確認することができます。

候補2 【お雛様とお内裏様の顔がとても可愛い木目込みタイプ】

 価格

お値段はさまざまで、手のひらサイズの1万円未満のものから100万円以上の豪華なお雛様があります。

予算にあうもので、素敵な雛人形に出会えると良いですね。

【ネットで購入・手のひらサイズ】

 購入・飾り付けの時期

ひな祭りは、“桃の節句”とも呼ばれる春を告げる行事ですので、立春から2月の中旬くらいまでに飾るのが良いとされています。

また、初節句ともあれば出来るだけ飾る期間を設けたいので2月の初めから1か月程飾ってもらえると嬉しいですね。

これらの話をまとめますと、おじいちゃま、おばあちゃま方は1月中にはお雛様を決めて、2月初めの大安の日に孫の元へ届ける事が出来たら最高ですね。

候補3 【お雛様とお内裏様のみの平飾りタイプ】

 藤秀さん店内でのエピソード

 エピソード1

店内でお雛様選びをしていると節句人形を買い求めて様々なタイプのお客さんがいらっしゃいます。

また店内を回っていると、ある場所のスペースの人形が無くなっていました。

妙に気になって定員さんに尋ねると、当日の午前中に3、4歳の娘さんと一緒に来店されたご家族が、その娘さんに好みの人形を自分で選ばせたというエピソードでした。

娘さんが木目込み人形をとても気に入ったとの事で、なんだかほんわかするお話にこちらも微笑ましく感じました。

 エピソード2

50代のお母さんと娘さんのお客さんは娘さんがスマホで人形を映し、どれが好みか相手とやり取りしていました。

多分、姉妹のどちらかが初節句の子どもを持ち、赤ちゃんがいるのでなかなか外に出かけられない状況だと察知しました。

そこで便利なスマホでやりとりしていたのです。

とっても便利な世の中になったし、良いアイデアだなあと見ながら感心して見ていました。

 エピソード3

2019年3月、姪っ子の7段飾りのひな人形、久しぶりに登場です。

飾り付けに一人で2時間はかかるそうですが、20数年経ってもやっぱり素敵ですね!!

製造販売を行っている藤秀さん。

沢山のお雛様にどれにしようか迷いますが、専門家のアドバイスは選ぶヒントになることでしょう。

節句人形製造の藤秀

〒813-0034 福岡市東区多の津1-4-7

☎ 092-611-1813

雛祭り 飾り方・祝い方の違い

 飾り方

大きく分けて、関東と関西ではお雛様とお内裏様の場所が入れ替わります。

関東では、向かって右側にお雛様、左側がお内裏様、関西では逆で、向かって右側がお内裏様、左側がお雛様で飾るようです。

また、九州の柳川地方では“さげもん”というつるし雛を雛人形と一緒に飾ります。

 祝い方

今回初孫の初節句でしたので、年明け早々からどのようにお祝いをするのか気になっていました。

父方の親にあたるため、なるべくこちらから口を出さない方が良いと思いそっとしていましたが、1月が終わろうとしても何の連絡も相談もない状態。

しびれを切らして息子に連絡をすると初節句のお祝いをする事は考えていなかったようで、改めて驚きました。

こどもの成長を祈る行事として皆でお祝いをするものと考えていましたが、本人達は合理性のみを重んじているのか・・・?

先方はこういう行事はほぼ何も行わない家系のようで、今迄も様々な行事のタイミングで驚かされた事がありました。

何度となくお雛様を見に行き、お雛様を選んでいるとスタッフの方より、“娘さんのお祝いですか”って聞かれたりもし、写メを撮って息子に送り好みなどを聞くやりとりをしました。

休みの日に何度となく車を走らせて行っていた末が、“手のひらサイズのひな人形をネットで購入した”というお知らせだったのです。

初節句で感じた事

生まれ育った環境により様々な考え方がありますが、孫の成長を願う気持ちは皆同じだと思います。

我が家(父方)では両家のおじいちゃま・おばあちゃまからお祝いをしていただき、それを素直に有難く頂き、こども達に伝えてきたつもりでした。

現在、その思いを今度は私たちの世代が出来る範囲で祝おうという気持ちでしたが、受け入れすらしてもらえなかった事にとても残念に思います。

少しだけ落ち込んでいましたが、妹から“喜んでくれる娘の時にその分奮発してお祝いをしたらいいよ”っていう一言で、気持ちがスッキリしました。

孫の成長をこれからも願い、見守っていこうと思います。

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